オートスケールは、あらかじめ設定したサーバー負荷のしきい値を基に、
自動でサーバーを追加/削除する機能です。
特長
オートスケールをご利用いただくことで、サーバー負荷の増減にも、自動でサーバー数の増減が行われるため、さまざまなメリットがあります。
インフラ運用コストを最適化
ビジネスの規模や繁忙期などにあわせて、インフラの運用コストを変動させることができるので、無駄の少ないサーバー運用が可能です。
運用リスクの軽減
あらかじめ設定したしきい値を基に拡張・縮小が自動実行されるため、運用リスクの軽減になります。
機会損失の回避
一時的なサーバー負荷の急増に対してもリソース不足やレスポンスの低下なくサービスの提供を行うことが可能になるため、機会損失の回避・売り上げ拡大につながります。
仕様
| スケールアウトサーバー | テンプレート | カスタマイズイメージ(別途作成)を使用 | |
|---|---|---|---|
| タイプ(選択可能) | 通常のサーバーと同様 | ||
| 基本設定 | サーバー数 | 1台~20台の範囲内で、上限と下限を設定 | |
| スケールの単位台数 | 1台ずつ~5台ずつ | ||
| スケールアウトする間隔 | 10分おき (アラームから10分後に開始)~ 30分おき (アラームから30分後に開始) |
||
| 縮退する間隔 | 10分おき (アラーム解消から10分後に開始)~ 600分おき (アラーム解消から600分後に開始) |
||
| スケールアウトサーバーの寿命 | [生成から30分] ~ [生成から600分] | ||
| トリガーの対象 (複数選択可能) |
サーバー | CPU | 閾値:使用率+継続時間 |
| メモリー | 閾値:使用率+継続時間 | ||
| ネットワーク | 閾値:流量(Mbps)+継続時間 | ||
| ロードバランサー | ネットワーク | 閾値:流量(Mbps)+継続時間 | |
| スケジュール設定 | 時間帯、曜日、月内日、月 | ||
| オートスケール設定可能数 | ゾーンごとに5件まで | ||
オートスケールの動作について詳しくは下記ページをご覧ください。
料金
オートスケールは無料でご利用いただけます。
スケールアウトサーバーの利用料金として、最低1台以上のサーバーとOS利用料金、サーバーイメージの保守料金が必要になります。
ご利用方法
コントロールパネルからご利用いただけます。
注意事項
- 増設ディスク付きイメージの場合、オートスケールにご利用いただけません。
- 従量プランがないOSから作成されたイメージは、オートスケールにご利用いただけません。
- オートスケールの利用には、別途カスタマイズイメージが必要です。
- オートスケールを設定するときは、ゾーンを選択して作成します。
- スケールアウトしたサーバーはプライベートLANに組み込むことができません。
本ページ記載の他社製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です。
本ページの内容は、2016年11月21日時点の情報です。

